東京都「CO2削減アクション(ゼロエミアクション)・ムーブメント ~消費者と企業がともにつくりあげるサステナブルな社会~」に採択されました。
東京都が2019年末に取りまとめた「ゼロエミッション東京戦略」は、2050年にCO2排出実質ゼロに向けた取組・ロードマップが策定されました。その戦略では、「多様な主体と連携したムーブメントと社会システムの変革」として、消費者と企業と共にゼロエミ・アクションに取り組む行動の推進を目指すことを掲げています。これに対し、企業側も近年は個社での取組を超えて、NGOのイニシアティブ(RE100・SBT等)に参画するなど、多様な主体により脱炭素を推進することの重要性が益々認識されつつあります。一方の消費者側も、新型コロナを契機に、自然・環境共生への意識が高まっているものの、自身のライフスタイルを見直す上で、日々の消費や選択に関する正しい環境知識や情報不足、ゼロエミッションな製品・サービスの選択肢が少ないと言った課題があります。
そこで本事業では、江戸から受け継がれる日本人の知恵と、21世紀の先端技術・金融の力を生かし、人と自然、人と人、人と地域がつながり、人々の健康や福祉がより充実した、脱炭素でサステナブルなライフスタイルを広げるための、東京発の全国・世界に開かれた“ゼロエミ・アクション2050連携プラットフォーム”を構築し、多様な主体と連携した「ゼロエミッション」の推進と同時に、SDGsの達成にも貢献する「サステナブル・リカバリー」を東京都と共同で進めることを目的としています。
本事業は、2020年12月、東京都による「CO2削減アクション(ゼロエミアクション)・ムーブメント ~消費者と企業がともにつくりあげるサステナブルな社会~」 に採択されました。東京都との協定締結により、 2021年より3カ年は都との共同事業として育て、その後は民間事業として展開する計画です。本事業の趣旨にご賛同いただきました個人・団体の皆様方と共に、脱炭素でサステナブルなライフスタイルを実践するための学びと、多様なアイデアが出会う場作りを通じて、東京発の「ゼロエミ・アクション」と「サステナブル・リカバリー」を提案し、「社会システムの変革」を推進してて参ります。
サステナブルライフスタイルTOKYO実行委員会 運営体制
・東京都
・サステナブルライフスタイルTOKYO実行委員会
委員長 小宮山宏 (株)三菱総合研究所理事長、プラチナ構想ネットワーク会長
副委員長 小林光 東京大学総合文化研究科客員教授
副委員長 鈴木敦子 (株)環境ビジネスエージェンシー 代表取締役
委員 吉高まり 三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)経営企画部副部長
委員 梅原由美子 Value Frontier(株) 代表取締役
・運営事務局
Value Frontier(株)