カーボンオフセット

カーボンオフセットとは

⽇常⽣活や経済活動によるGHG排出量に⾒合ったGHG削減・吸収活動への投資等により、排出量を実質ゼロとみなす取り組みです。カーボンオフセットの3ステップは「知る」「減らす」「オフセット」です。まずオフセットする対象のCO2排出量を知るために、原材料調達、生産、流通販売、使用・維持管理、廃棄・リサイクルなど、商品のライフサイクル全般で排出された温室効果ガス排出量をCO2相当量に換算するカーボンフットプリント(CFP)の算定をサポートします。削減できない排出量のオフセットには、用途に応じた適切なクレジットを調達し、オフセット支援を行います(J-クレジット、グリーン電力証書、VCSなど海外クレジット)。弊社では2006年より様々なオフセットを企画した実績があり、お客様のニーズに合わせた支援を実施いたします。

知る 減らす オフセット

コンサルティングの特徴
Features of Our Consulting

カーボンオフセット関連支援

CFPの算定、オフセットのためのクレジット調達、効果的な環境コミュニケーションのアドバイス等、お客様のニーズに合わせた⽀援を実施いたします。

カーボンオフセット商品の企画販売

2006年、国内初のカーボンオフセット商品を企画。
また、グリーン電⼒証書、J-クレジット、海外クレジット(VCS)の販売も行っています。

J-クレジット創出

木質バイオマスボイラー、コージェネレーションシステム導入によるクレジット創出の計画書作成支援、需要調査を支援しました。

J-クレジット制度

J-クレジット制度とは

省エネルギー設備の導入や再生可能エネルギーの利用によるCO2等の排出削減量や、適切な森林管理によるCO2等の吸収量を「クレジット」として国が認証し、売却・購入できる制度です。創出されたクレジットは、低炭素社会実行計画の目標達成やカーボンオフセットなど、さまざまな用途に活用できます。(詳しくは、J-クレジット制度事務局ウェブサイトをご覧ください)
https://japancredit.go.jp/

J-クレジットの創出により、省エネ設備の導入や再生可能エネルギーの活用によるランニングコストの低減、クレジット売却益、地球温暖化対策への取り組みに対するPR効果、地産地消的に地元に縁の深い企業や地方公共団体に利用されるなど新たなネットワークの構築、組織内の意識改革・社内教育といったメリットがあります。

弊社は、J-クレジット創出のためにプロジェクト登録の相談、CO2排出量概算、プロジェクト計画書作成、登録審査の立ち合いなどをご支援します。

事例

イベント・コンベンション会

パートナー向けイベントのオフセット

実施期間 1ヶ⽉

依頼内容

イベントを開催する場合、会場の電力、来場者の交通利用、ノベルティの生産・運搬・廃棄などからGHGが発生する。これらの正確なGHG排出量を算定し、信頼性の高いクレジットでカーボン・オフセットをしたい。

コンサルティング内容

  1. イベントのCO2排出量算定(会場電⼒、ノベルティ、来客交通等)
  2. クレジット調達、償却
  3. オフセット証書発⾏
イベントのCO2排出量算定(会場電⼒、ノベルティ、来客交通等)

事例

再エネ事業会社

プログラム型の木質バイオマスボイラー、コージェネレーションシステム導入プロジェクト計画書作成支援、クレジット需要調査

実施期間 7ヶ⽉

依頼内容

従来の重油ボイラーから、木質バイオマスボイラーとコージェネレーションシステムへ変更することになった。本プロジェクトの維持管理と、プロジェクト発展のためのJ-クレジット化、およびクレジットの需要調査をお願いしたい。

コンサルティング内容

長年のGHG算定で培った知識と技術で計画書作成を支援し、弊社の持つ協力者ネットワークを元に需要調査を実施しました。

  1. 事業計画の確認、CO2排出量算定
  2. プロジェクト計画書作成⽀援、クレジット需要調査報告書作成
  3. 審査期間との調整
  4. 妥当性審査参加
事業計画の確認、CO2排出量算定

カーボンオフセットの流れ
Service Flow

  • STEP 1

    取組目的確認
  • STEP 2

    対象活動量排出係数把握
  • STEP 3

    オフセット対象のGHG排出量算定
  • STEP 4

    GHG削減取組の検討・実施
  • STEP 5

    クレジット調達・無効化
  • STEP 6

    環境コミュニケーション支援
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