弊社代表・石森がメキシコにて「2023 Prosperity: Possible Purpose Summit」に登壇しました!

弊社代表取締役社長の石森が戦略を練り、率いる国際協力機構(JICA)とメキシコ州政府によるプロジェクト「シェルナースを用いた持続可能な漁業」の活動及び「2023 Prosperity: Possible Purpose Summit」に登壇した様子が地元メディアにて紹介されました。

現在プロジェクトは、カリフォルニア湾に面した南バハ・カリフォルニア州の州都ラパスの沿岸域に、現地の貝殻を再利用した人工漁礁シェルナースを沈設し、海洋生態系の回復に向けた取り組みを行っています。

2023年11月9日に現地・ロスカボスで開催された「2023 Prosperity: Possible Purpose Summit」に石森も登壇し、漁獲が減少し、約10%もの種が絶滅の危機に瀕しているラパス湾の状況を打開するために、ローテクで低コストであるにも関わらず、海洋生態系の回復に高い効果をあげているシェルナースが有用であることを説明しました。

また、同じく登壇者でカリフォルニア湾を40年以上研究しているアレハンドロ・ロブレス・ゴンザレス氏は、シェルナースを沈設してから3ヶ月後、他の区域よりも多くの種類の魚が確認されたことより、南バハ・カリフォルニア州政府は同海域にさらに200基のシェルナースを沈設するための資金を提供することになったと発表しました。

登壇後には「2023 Prosperity: Possible Purpose Summit」に参加されていた多くの政府機関や民間企業から、今すぐにでもシェルナースを沈設したいとの相談が寄せられたことから、他州への展開を検討し始めています。

現地メディアサイトURL:https://foromdc.org/summit/promueven-proyecto-innovador-para-la-restauracion-de-vida-marina/amp/